日本がスペインより欠けているのは? 閉鎖的なバスクのクラブで働く“初アジア人”の述懐
2020年5月に立ち上がったオンラインサロン『蹴球ゴールデン街』では、「日本のサッカーやスポーツビジネスを盛り上げる」という目的のもと、その活動の一環として雑誌作成プロジェクトがスタートした。雑誌のコンセプトは「サッカー界で働く人たち」。サロンメンバーの多くはライター未経験者だが、自らがインタビュアーとなって、サッカー界、スポーツ界を裏側で支える人々のストーリーを発信している。
今回、多様な側面からスポーツの魅力や価値を発信するメディア『REAL SPORTS』とのコラボレーション企画として、雑誌化に先駆けてインタビュー記事を公開する。
第11弾は、自身もスペインリーグでサッカー選手としてプレーをしながら、ラ・リーガのデポルティーボ・アラベスのスタッフとして働く今村匠実さんに、海外のクラブで働く上でのやりがいや、苦労話などを語ってもらった。
(インタビュー・構成=五十嵐メイ、写真提供=今村匠実)
※写真一番右が今村さん、右から2番目が鹿児島ユナイテッドFC代表 徳重剛さん
リュック一つでたまたま参加した“オフィシャル”食事会が思わぬ転機に…
──デポルティーボ・アラベス(以下、アラベス)で働くことになった経緯を教えていただけますか?
今村:僕は慶應義塾大学の大学院を卒業後、サッカー選手としてオーストラリアで半年、ニュージーランドで2年過ごしました。その後、スペインの6部でプレーをすることになり、バルセロナへと渡りました。
2018年のシーズン終了間際に負ったケガの影響もあり、次のシーズンの契約更新が進まずに練習もできない状態だったので、どうせなら旅行をしようと思い、リュック一つでスペイン中を渡り歩いていました。
その時、たまたま知り合いから「スペインのバスク地方に旅行に行くから一緒に来る?」という連絡をいただきました。「よし、行っちゃえ」と次の日に合流したのですが、旅の途中で慶應義塾体育会ソッカー部時代にコーチをされていた森本美行さんから連絡をいただいたんです。ちょうど1km圏内にいたので、走って会いに行きました。そうしたらそこに、鹿児島ユナイテッドFC(J3所属)の社長の徳重剛さんがいらっしゃったんです。
──お二人は、プライベートでスペインに訪れていたんですか?
今村:夏季休暇を使って、現地のクラブの視察をしながら色々と学びに来ていました。翌日からバスク州のサッカークラブを回るということで「一緒に来るか?」と声をかけていただいたので、次の日一緒に朝からバスク地方にある4つのサッカークラブを回りました。レアル・ソシエダ、SDエイバル、アラベス、アスレティック・ビルバオの全てのクラブを回るということで、ワクワクしながらついていきました。
いろいろなクラブのグラウンドやプロ選手の練習も見られるし、写真も撮れるしラッキーなんて思っていましたね(笑)。クラブの社長さんにも会えるし、ユニフォームももらっちゃいました。めちゃくちゃ楽しかったですね。
そこでアラベスが鹿児島ユナイテッドに興味を示したんです。その流れで、アラベスの方とみんなで食事をすることになったのですが、半袖のTシャツにリュック姿という、とてもラフな格好で参加してしまいました。皆さんはピシッとしたシャツを着ていて、僕だけ浮いていましたね(笑)。本当においしい料理だったので「うまいっすね〜」なんて話していたら、実はそこにいたのはアラベスの会長だったんですよ……。そこで色々と話していくうちに、提携する流れになりました。
──ラフな格好で参加してしまった食事会は、実はとてもオフィシャルな場だったんですね。
今村:そうなんです。僕はその当時、スペインは1年目でスペイン語は覚えたてでしたが、英語が話せます。その場で日本語とスペイン語が話せるのは僕しかいなかったので、通訳的なことをしていたら、アラベスの会長から「ところでいったい君は誰なんだ?」と言われました。そりゃそうですよね。オフィシャルの場にリュック一つ背負って、今にも走り出しそうな格好で参加していたら、不思議に思われても仕方ないです(苦笑)。
そこで僕は、スペインにサッカーをやりにきたことを伝えました。それから、自分が経営している会社のこと、それまでのキャリアなどについても話をすると非常に興味を持ってくれたんです。僕は、大学院でスポーツ心理学を専攻していました。社会学を学びながら、クラブやコミュニティがどうやったら円滑に運営されるのかを研究して論文を書いた話をすると「2カ月目以降は自分の成果次第になるけど、1カ月間の家賃と給料を出してあげるから、うちにインターンに来なよ」と声をかけてくれました。
実をいうとそんな感じで、ノリで決まってしまったんですよね。帰り際に会長が「クラブに到着したら、ここに電話をくれよ」と名刺をくれました。いつから行ったらいいのかを尋ねると「いつでも。なんなら明日でも」と言われました。さすがに次の日は無理でしたが、一度バルセロナに戻り荷物の整理をした後に宿を飛び出して、2日後にはクラブを訪ねていました。会長からは「本当に来たな」なんて言われながら、上司にあたるスタッフを紹介してもらって、インターンがスタートしました。
本当に偶然の縁が重なって、今に至っています。
初のアジア人スタッフがアラベスの「何でも屋」として信頼を築くまで
──その場でインターンが決まったということですが、スペインは割とウェルカムな雰囲気というか、オープンな文化なのですか?
今村:普通に飲食店で飲みながら、フランクに会話をするぶんにはウェルカムです。ですが、会社などのビジネス関係になると、シビアな部分もあります。外国の人や、よく知らない人とは距離をとったりする場合がありますね。
特に僕がいるバスク地方というのは、スペインの中でもかなり閉鎖的な地方です。バスク人だけで仕事をするところが多く、クラブもバスク出身者だけという感じだったので、僕は極めてまれなケースです。日本人というくくりだけではなく、アジア人がスタッフとして仕事に就くというのが初めてだったので、何もかもがクラブにとっても初めてのことでした。
僕自身、何も分からなかったので「この部署はこういうことをしているんだけど、やってみるか?」と言われたら、とにかく何でも「やってみます」と答えていました。そんな状態で、常に「YES」と仕事を引き受けていたら、だんだんと周りが「アイツ、悪いやつではなさそうだぞ」という雰囲気になってきたんですよね。すると「日本が好きなんだよ」とか「日本に興味があるんだ」といったように、徐々に話しかけられるようになりました。
その時ちょうど鹿児島ユナイテッドとアラベスの提携の話が本格的に進み出して、スペイン語と日本語を訳したり、話をまとめたりという業務を請け負っていたら「このままクラブにいていいよ」ということになって、契約に至りました。
──現在はクラブの中で、どういったお仕事をしていますか?
今村:肩書きはアカデミースタッフ兼、国際マーケティング担当ですが、クラブに関するさまざまな業務を請け負っています。ちょっと前までは、ずっとGM(ゼネラルマネージャー)について回って補佐のようなことをしていました。乾貴士選手や原大智選手の獲得の際も、自分が間に入って橋渡し役のようなことをしていました。あとは、アカデミーのコーチが足りなければ、現場に出ることもあります。
鹿児島ユナイテッドとの提携1年目はトップチームの戦術分析や対戦相手のリサーチなどのアドバイスや参考資料を送ったり、チケットの売り方についてアラベスのモデルを流用していました。2年目は、アカデミーに集中しようということで、ユースを強化することによってトップを強化する、ユースで良い選手を育てて売却するといったような面で、アラベスの哲学や練習の仕方、コーチングの仕方を僕が訳して、学んだことを鹿児島に伝えるということもしていますね。
他にもアラベスショップを開いたり、アラベス・ジャパンというファンクラブを展開することをクラブに提案したりしています。あとはアラベスのスポンサーが手がけているナッツだったり、スペインではやっている健康食品や、グルテンフリーでタンパク質が豊富なクッキーを日本で売るための輸出業務にも携わっています。
アラベスは日本と関係を持つことにとても前向きです。ですが、日本人のスタッフは僕しかいないので、本当に何でもやっています。クラブの何でも屋ですね(笑)。
スペインと日本の育成環境の違い
──サッカー大国で知られているスペインですが、日常生活もサッカーにあふれているのですか?
今村:スペインは常に飲食店ではサッカーの試合が放送されていて、口を開けば一言目にはサッカーの話が出てくるくらい、日常生活がサッカーにあふれています。
日本は娯楽の選択肢が多岐にわたっていますが、スペインは経済的に豊かな国ではないので、娯楽の種類がそんなにありません。そういう背景も大きく関係していると思いますが、ビールを飲みながら、タパスをつまんで仕事をせずに1日中サッカーを見ている。そんな生活をしていますよ(笑)。小さい子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、老若男女問わずサッカーを見ているので、そういう風景を見ているとファンの目が肥えているのは納得せざる得ないなと思いますね。
──ご自身は幼少期からJリーグの下部組織である柏レイソルJr.、柏レイソルJr.Y、流通経済大学付属柏高等学校や慶應義塾大学な日本のトップレベルの学校でプレーして、現在コーチとしてアラベスのアカデミーにも携わっているということですが、育成年代のスペインと日本を比べた時の大きな違いはなんでしょうか?
今村:例えばアラベスの下部組織と日本のJリーグクラブの下部組織で、人工芝など施設の環境を比べると、実はそんなに変わりません。
一番分かりやすい違いでいうと、サッカーに対する熱量の違いですね。現場に立つ立場から見て日本とスペインを比べた時に、サッカーにかけている時間は圧倒的にスペイン人の方が多いです。僕自身も1週間に25試合くらいは見ていますが、スペイン人は30〜40試合は平気で見ていますね。それだけの試合を毎週見て分析して、練習スケジュールを立てて、選手一人一人のための資料を50枚くらい作成しています。そこまでして、選手を育てるという感覚は日本にはまだありません。
もちろんそれだけの手厚いサポートは、監督一人では行えません。スペインは、監督、第2監督、第3監督、フィジカルコーチ1、2、分析官1、2といったように、育成年代のスタッフも日本に比べて圧倒的に充実しています。
ジュニア年代でも各学年10人くらいの選手に対して、コーチが5人いたりするので、手厚い指導が可能になります。どの選手も大切に大切に育てるという感覚は、スペインのどのチームにも染みついています。
町クラブなどレベルが少し下がっていくと、お父さんコーチとかも出てきます。ですが、そのお父さんコーチのサッカーを見る目が、先ほども説明したようにすでに肥えているんです。サッカーをちょっとやっていたから教えられるよ、というレベルじゃない。お父さんだけど、ライセンスをしっかり持っているというような方がコーチをしています。
海外で働く上で「語学」よりも大切なこと
──ビジネスに携わっていく中で感じる、日本との違いはどういった部分にありますか?
今村:日本人の気質の問題もあると思いますが、新しいことを始める時に日本はスペインと比べてスピード感に欠けているなと感じています。日本人の傾向としては、リスクを考えて考えて、やめる選択をすることが多いです。スペインでは、とりあえずやってみて、ダメならパッとやめよう。改善方法があるなら、改善しながらやってみようという傾向にあります。
どちらのスタンスがいいのかと問われると、一概にどちらがいいとはいえません。ただスペインでは失敗ももちろん多いですが、日々変化に富んでいて進化を感じることが多いです。
例えば失敗しても、その時はお互いに思っていることをぶつけ合いますが、最後は笑って握手をして終わるなんてこともよくあります。これは、サッカーに関してもそうです。練習中や試合中に監督やチームメートとものすごい言い合いに発展しても、ロッカールームでは笑い合っています。思ったことをはっきり言う、裏表がないという感じですね。
──日本では、はっきりと物事を述べることが好まれない場面も多くありますよね。日本とスペインをつなぐ懸け橋のような役割を担う上で、ギャップを感じることはありましたか?
今村:日本人は細かいニュアンスまで伝えてくるので、それをスペイン語でどんなふうに訳して伝えたらいいのかという部分で苦労をしました。
日本語はいろいろな表現の仕方があって、日本人は多岐にわたる表現の選択肢から上手に選択して、細かい部分まで相手に伝えようと努力します。スペイン語は、表現の幅が日本語に比べて圧倒的に少ないです。日本では1万語くらい使うところを、スペインでは1500語くらいしか使わないといわれています。
スペインでは「YES」か「NO」で答えるので、日本人のような「ちょっと考え中」といった表現を使うことがないんですよね。例えば今は「新型コロナウイルスの影響もあるので、先のことはちょっと分からないんだけど、ダメではないよ」という表現は通じませんね。そういう場合は「今はNOだよ」と訳します。ただ「いつになるか分からないけど、可能性があるよ」というのも通じないので「3カ月後に話した時にはOKになるかもしれない」といったように、具体的な日付を付け足して話をします。
3カ月後というのは日本の方は言っていないんですけど、話した感じなどから、だいたいの具体的な期間を推測して伝えないと、スペイン人には通じないんです。最初はそういった、曖昧な表現を伝えるのに苦労しましたね。
「タイミングを見て」と伝えると「それはいつなんだ? 何日のことなんだ?」とせっつかれますね。
──大変なことも多くあると思いますが、一番やりがいを感じているのはどういう瞬間ですか?
今村:どの瞬間もやりがいを感じることばかりですが、例えば分析の仕事をしていて、今週末の試合がFCバルセロナとの対戦だったとします。そうなると、リオネル・メッシ(現パリ・サンジェルマンFC)の分析をしたりするわけです。トップチームの練習を見ながら「メッシ対策」を練ります。
実際にバルセロナと対戦した時に、こんな結果になるんだなということまで見ることができるんですよね。とんでもなく貴重な経験をさせていただいているなと思います。
今はスペインリーグで僕自身も選手を続けていますが、選手を引退したら指導者の道も考えています。その時に、メッシを分析したという経験は、とても役に立つのではないかなと思っています。本当は毎日グラウンドに行かなくてもいいんですけど、毎日通い詰めています(笑)。
──ちらっと引退後の話が出ましたが、引退後はどんなキャリアを歩みたいと考えていますか?
今村:僕は昔からサッカーをプレーするのが本当に大好きでした。そもそも、スポーツをするのが大好きだったんですよね。なのでプレーを続けていくか、指導をするか。いずれにせよ生涯現場に立っていたいと思っています。僕は、自分が主導権を持って取り組むことが好きです。指導者になるならば、コーチより絶対に監督を目指したいですね。
僕自身は新シーズンからテルセーラ・ディビシオンRFEF所属ののHaro Deportivoでプレーをする契約がまとまりました。選手としても順調にキャリアアップできているので、もう少し現役を続けながら、徐々に指導者の道に進んでいくのかなと思っています。
──海外のクラブで働くことに憧れている人も多いと思います。最後に海外のクラブで働くことを目指している方へのアドバイスをいただけますか?
今村:もちろん語学なども必要ですが、一番大切なのは孤独に耐えられるメンタリティーですね。海外は本当に孤独です。日本人が周りに誰もいなくても、一人で生活していけることが一番重要かなと思っています。言葉も文化もまるっきり違うので、その環境で生き抜くメンタリティーが大切です。
あとは、僕は本当にサッカーが大好きなんです。海外で生活してみて「サッカーが本当に好きかどうか」という気持ちはめちゃくちゃ大切だなと感じています。その気持ちと覚悟があるので、やっていけていますね。海外で生活している人が表に出す話というのは、本当に氷山の一角です。実際には9割が苦しいことだらけですが、1割の喜びのためにやれるかどうかというのが問われるのではないかなと思っています。
スペインは本当にサッカー大国なので、オフで暇な日に何をしようかと考えた時に「よし、サッカーを見よう」という気持ちにならない方は厳しいかもしれないですね。
<了>
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PROFILE
今村匠実(いまむら・たくみ)
1989年生まれ、千葉県柏市出身。流通経済大学付属柏高等学校を卒業後、慶應義塾大学に進学。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科にて、スポーツ心理学や社会学を専攻し、修士号を取得。幼少期から柏レイソルの下部組織など名門クラブでサッカーをプレー。大学院を卒業後は、オーストラリアやニュージーランドで選手生活を送る。現在はスペインでプレーを続けながら、ラ・リーガに所属するデポルティーボ・アラベスで唯一の日本人スタッフとしてありとあらゆる業務に携わっている。
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